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■庵野秀明監督の手のひらの上で踊らされ続けて四半世紀

「インターネット老人会特集」のお題を与えられたものの、自分は何を書けばいいか、少々悩みました。自分は2ch文化やFlash全盛期の直撃世代ですが、これは記憶している人が大勢いるので改めて書くのも憚られる。やはり、自分の原体験を書くべきと思いました。そこで今回は、1990年代後半に社会現象を巻き起こしたアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』の、ネットを巡る昔話をしたいと思います。

 エヴァと言ったら、つい先日、新劇場版最終作となる『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』の特報が公開され、2020年上映ということが大々的に報道されました。このスケジュール通り行くと、1995年のTVシリーズ開始以降、四半世紀もの間、庵野秀明監督の手のひらの上で踊らされ続けたことになります。なんて人生だ。

■直撃した世代にとってエヴァは特別

 思えば1995年の秋。なんとなくテレビのチャンネルを回してたら、ちょうどTVシリーズの2話、初号機の暴走シーンを放送していて、「よく分からんがなんだこれ?」と思いつつ観たのが始まり。そこからドハマリして、97年3月公開の劇場版『シト新生』でテンション高まり、7月公開の『Air/まごころを、君に』でドン底に落とされました。


 10年の時を置き、2007年に始まった新劇場版『序』は当初期待していなかったものの、評判に釣られて観に行ったら傑作。続く2009年の『破』は公開初日の初回上映を礼服白ネクタイ着用の上観たら、上映終了後に劇場に拍手が巻き起こる大傑作。

 そして、2012年の『Q』上映終了後はスッキリしないモヤモヤ感を抱える。完結編の『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』が出る前に、『シン・ゴジラ』が発表された時は「なんじゃこりゃ?」と思ったものですが、蓋を開けてみれば大傑作。満足はしたものの、時が経つにつれ、それでもやっぱりエヴァが観たいのじゃ……と思っていたところに、今回の上映決定がきました。

 ん、インターネット関係ない? あるんだよ、とっても。前置き長かったけど。

 あの時代に直撃した世代にとっては、エヴァは特別だということを強調したかったんですよ。今でもTwitter探せば、そういう人がたくさんいますよ。

■『残酷な天使のテーゼ』がダウンロードできた

 ここから本題。

 エヴァの制作会社だったガイナックスは、割と早い時期に自社ホームページ(これも古い言葉だ)を持っていました。初期のエヴァの紹介ページでは、音質が悪いものの『残酷な天使のテーゼ』がダウンロードできて、映像はおろか音声データすら配信が珍しかった当時、これは結構衝撃的でした(MP3も無かったんですよ当時)。そしてガイナックスは、当時としては先進的なネットポリシーを持っていました。利用ガイドラインに従えば、エヴァの版権画像を自身のサイト内に掲載できるよう配布していたのです。

このガイドラインは登録制を取っていて、登録されたサイトはリスト化され公開されていました。インターネット・アーカイブで拾ってきた当時のリストを集計したところ、1997年7月の『Air/まごころを、君に』公開までに登録されたサイト数は1,400を超えていました。これは画像使用を申請したサイトのみの数で、画像を使ってないサイトも多かったし、無登録で使用していたサイトもあったので、それらを含めるとエヴァ関連サイトは相当数あったと思います。

 現在でも一つのアニメジャンルで、1,000以上の個人サイトがあるのはそうそう無いことを思えば、この盛り上がりがいかに異常だったかが分かると思います。まあ、当時はイラスト・動画・小説投稿サイトなんて無かったせいもありますが。

続きはソースで

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■動画
シン・エヴァンゲリオン劇場版 特報 https://youtu.be/-xezMJ2s50E



■当時としては画期的だったガイナックス社のガイドライン
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http://bunshun.jp/articles/-/8650

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トニーたけざきのヱヴァンゲリヲン

3:
ガンダムUCも富野ガンダムの二次創作だよなぁ

7:
>>3
ムーンクライシスパクった言い訳か?アホだなてめー

4:
さすがに飽きたわ

5:
テレビ放送見て、その後の映画見て、まるで心を穢されたかのように傷を負いまくったからな。
傷を埋めるための補完が必要だったのだよ。

6:
色んなものがサービスの終了で跡形もなく消えていったな

8:
ラブラブ、シンジつえー、逆行色々あったな

9:
なんか三文字の略語が飛び交ってて「???」となったけど
学生寮を舞台にしたトーマの心臓みたいな話とか読んだな
なつかしい

10:
結局一番面白いのはQの内容にシンジが突っ込みまくる例のSSだよな

11:
>なんとなくテレビのチャンネルを回してたら

もうね、この表現が老人会

12:
オタク評論家とかがさわいだからだろ?
今でいうオタキングとかいう不倫で女食ってリスト化してたデブとかさwww
ああいうのが騒いだから
今でも、騒げば映画が売れんだろうがwwwwwwwwwwwwwww

13:
平積みで解説本とか売ってただろwww
メディアが仕掛けたんだよwwwwwwwwwwwwwww

14:
今でもやってんだよ
君の名はの新海とか
まんま同じことやってんだろ
後、ジブリの千と千尋もそうだしwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

15:
そういう文化の時代だっただけだろ
Kanonやら型月やらとらハ3やらの二次創作小説もすごい量があった

16:
別にエヴァだけじゃないだろ?
俺はセラムンの百合SSばっかり夜な夜な読み漁ってたわ

17:
あの頃の個人のPCの性能じゃ
テキストサイトぐらいしか作れなかった
今だと動画や音楽を普通に編集出来るからそっちやる人の方が多いと思う

18:
今でもバカな十代のラブライバーがバカみたいにやってる

27:
>>18
お前も十代の頃はバカだったろ

19:
18禁SSの話じゃないのか

20:
今でも作品変えて二次創作は続けられているからな

21:
ほほう
先日当時を思い出して本田透を検索してたところだ
しろはたどっかでもっぺん読めないかねえ

22:
ネット小説の黎明期のジャンルの一つはエヴァ小説

23:
新劇はqがコンテンツ自体を終わらせる駄作だったな

28:
>>23
ゴジラが作られるキッカケになった

24:
エバ携帯とかエバスマホとか
あんなくそアニメが人気とか
日本なぞすぎ

25:
新劇のQが発表されたときに
真っ先に頭に浮かんだのは
GenesisQ

26:
アスカの穴とか読みに行ってたなあ

29:
LASとLRSで罵り合ってたな
仲良くせえよと思ってた

34:
>>29
LRS派はLAS派から『マザコン』って言われなかった?

それが気がかりで、綾波レイは最も碇ユイの遺伝子から作られたことを触れてはいたけど、
なかには、学園版のリナレイを基にしたLRS派もいたみたいだし

30:
流行って居たのはレイとアスカのエロ同人だけ

作品自体はオチのないゴミ

31:
↑エロ同人しか知らない、つまり観測者の問題だな

33:
流行ったけどカップリング表記が独特なのがエヴァンゲリオンの特徴だった。
例えば、惣流・アスカ・ラングレーと碇シンジのカップリング表記は「LAS」
Lovelove Aska Shinjiの意味があったんだって。

35:
記憶が定かじゃないがメゾンエヴァ?というサイトに毎日インしてた
まだあるのかなあ

36:
TVシリーズは心底おもしろかったし伝説になるのもわかる。でも映画で、あ結局何も伏線考えてなかったんだと思って幻滅したわ。その後の商売もただただ見苦しい。

37:
>>36
劇場版見て、具体的にどの辺で「何も考えてない」と判断したの?

38:
懐かしい、ネットの一般化、二次創作の勃興に当事の一大傑作がタイミングがうまく合ったね

ヱヴァンゲリヲンがなくても二次創作は広まったろうが、加速させたのは確かかな

39:
モグダン

40:
エヴァの後はナデシコの2次創作が流行ったね
劇ナデアフターはほとんどユリカ死亡で嫌われているんだなって思ったわ

41:
>>40
流行ってねー

45:
>>40
ナデシコが流行ってたらウテナも流行ってないとおかしくね?
確かにナデシコのホシノ・ルリは小学生キャラ的ポジションで人気を博したが、、、

42:
エヴァンゲリオンの秘密とか謎とか、そんな本の話なのかと思ったら、薄い本の話か

クローンで増やせるレイと、同じクローンで増やせるシスターズって多分同じように扱われてるよね

43:
本じゃなくてネット上の短編小説な
内容は必ずしも成人向けとは限らない

44:
しかし昔は二次タレ流す場所大量にあったのに、今はハーメルンとピクシブくらいか
エロならPINKBBSもあるが

46:
>>44
時代はMMDでエロ
とか言ってみる

47:
ナデシコブームは確かにあったんだが今と昔じゃ
キャパが違うから今の基準だと流行ってない事になるかもな

50:
>>47
ナデシコでブームないよ
大運動会と同じ程度くらい
良くも悪くも好きな一人止まり

ブームなんてものは興味のない人まで波及してから言って

48:
テレビという大手メディアに乗っているものを
サブカルチャーというのかどうなのか

49:
メチンカルチャーとの対比だからな